社会保険労務士の資格を持って企業に勤務する勤務社会保険労務士については、厚労省調査によれば、平成19年で年収(賞与や資格手当てを含む)は約530万円です。ただ勤務社会保険労務士が資格を必要とする業務ばかりをしているかといえば決してそうではなく、必要に応じて資格を必要とする業務を行っているだけで、それ以外の場面においては資格を持たない人たちと同じ業務を日々行っています。
しかし社会保険労務士の資格が求められ重く用いられる職場というのはそれほどありません。そういう意味でこの調査の対象になっている勤務社会保険労務士の人達は比較的恵まれた立場であり、十分生計を立てることが可能な人達だと思われます。
一方開業社会保険労務士の年収についてはピンからキリまであり、社会保険労務士資格単独で開業している場合、余程の営業力を持ち企業や個人の顧問先を相当数持つ人を除けば、生計を立てられるだけの収入を得ている人はそう多くありません。毎年4000人に近い合格者の内登録をする人は半数に達していませんが、それでも社会保険労務士の人数は年々確実に増える一方で、経済情勢の悪化などの影響を受けて企業倒産が増加し顧問先の拡充は非常に難しくなっています。
士業人口は増加の一途を辿り、国民人口は減少の一途を辿るという正反対の曲線が描かれる社会において、社会保険労務士を初めとして士業で生計を立てることが出来るだけの十分な収入を得るのは並大抵の事ではありません。
運営者・お問い合わせ プライバシーポリシー リンク集
Copyright(c) All Rights Reserved.