厚生労働省所管の国家資格である社会保険労務士試験を受けるためには、受験資格として学歴や実務経験の年数或いは国家資格試験の合格者であることなどの条件が設けられています。試験も午前80分間(1時間20分)、午後210分間(3時間30分)に分けて行われます。
午前中に選択式問題40問、午後は択一式問題70問が出題され各科目と総得点の両方に基準が設けられ、どちらかが基準に達していない時点で不合格となります。労働法や保険法から幅広い知識が必要とされる問題が出題され毎年一回8月に行われています。
一方国土交通省所管の国家資格である宅建(宅地建物取引主任者)試験を受けるためには受験資格には何の制限もありません。試験は午後のみ2時間で土地及び建物に関して四肢択一問題が50問出題され毎年一回10月に実施されます。平成21年度試験からは宅地建物取引業の業務に関する実務的な分野からの出題数の割合が拡充されることになっています。
受験資格の条件や問題数あるいは問題を解くために設定されている時間の違いからも、宅建資格より社会保険労務士資格のほうが難易度は高いといえます。ただ難易度に差はあるとはいえどちらの試験も合格するためには、多くの知識を身につけておく必要があります。
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