独学での合格が不可能である資格試験は、医師の国家試験などのように余程特別な知識や技術が必要とされる資格試験を除けばそれほど多くありません。受験資格があって試験に合格できるだけの知識を持つことが出来れば、資格の専門学校に通うことも、通信教育で学習する必要もありません。
例えば法学系の大学に在籍している人や卒業した人、或いは就職して総務課などで長期にわたり労務関係や社会保険関係の業務に携わり知識を身につけている人なら、試験で問われる知識の中で自身に足りない知識を補うために、数多く出版されている参考書や過去問集などでしっかりと学習すれば、独学でも十分合格レベルに達することは可能です。
しかし、法律の基礎的な知識も実務の経験もない全くの初心者が独学で合格のレベルに達するためには、生活スタイルを見直し学習に充てることの出来る時間を十分確保することから始める必要があります。
社会保険労務士の試験は毎年8月に実施されますので、受験を1年先か2年先かというしっかりとした目標を定めることが大事です。
まず、市販の参考書の中から初心者にもわかりやすい丁寧な解説がされているものを選び学習を進めます。単元の学習が終了した段階で過去問を解き、理解度を把握しながら進めることをお勧めします。また学習を進める上でより詳しく掘り下げた内容の参考書は必要に応じて買い足します。
また関係法令については、社会情勢による改正が行われる可能性が高く、常に最新の情報で学習を進めることが出来るよう、テレビや新聞からの情報収集が必要です。
そして受験日に最高の状態で臨めるよう無理のないスケジュールを立て、自身を律する強い意思と真面目に無駄のない学習を継続する努力を惜しまなければ、独学での合格もそう難しいものではありません。
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