労働分配率とは、経済活動(企業の生産や販売等)によって生み出された付加価値に占める労働費用(人件費)の割合のことをいいます。ここでいう付加価値とは、売上高から仕入原価や原材料費、外注費等を差し引いたものとなります。
たとえば、販売業などの場合において付加価値とは粗利益のことを指します。つまり、人件費と粗利益のバランスから、その企業の経営状態を把握することができるのです。労働分配率は、「労働分配率(%)=人件費÷付加価値×100」によって計算することができます。この計算方法によって割り出された労働分配率が30%以下の場合、その企業は優良企業といえるでしょう。労働分配率が少ないほど、生産性の高い企業ということです。
逆に、労働分配率が高いほど、生産性の低い企業となります。労働分配率は、雇用や賃金面の調整が経済情勢の変化に比べて遅れる傾向にあるため、景気拡大期には低下し、景気後退期には上昇するといった特徴があります。
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