開業するつもりはないけれど、社会保険労務士としての専門性を高めたいという人には社会保険労務士事務所に就職されることをおすすめします。
社会保険労務士事務所とは、開業した社会保険労務士が運営する事務所のことです。つまり、開業社会保険労務士のもとで社会保険労務士業務を行うことになります。
この社会保険労務士事務所には、個人経営の場合もありますし、法人の場合もあります。社会保険労務士法人とは、社会保険労務士業務を組織的に行うために社会保険労務士が共同で設立した法人のことをいいます。
社会保険労務士事務所への就職の魅力は、さまざまな顧問先の人事・労務管理の問題に直面できるという点です。社会保険労務士事務所の規模にもよりますが、たいていの場合においては数十社の顧問先を抱えていることが多く、顧問先が多い分だけ身につくことも多いといえます。顧問先の業種がちがうだけで抱える問題は変わってきますから、日頃から顧問先の業界研究は欠かせないことになるでしょう。
また、未経験者にとっては、社会保険労務士の先輩がいることも心強いものです。さまざまトラブルに対応できる人事・労務管理のスペシャリストを目指すなら、社会保険労務士事務所に身を置いて業務に携わるのが一番の近道かもしれません。
では、社会保険労務士事務所に就職するには具体的にどうすればよいのでしょうか?最近では一般のインターネットの求人サイトで募集をしていることもありますし、士業専門の求人サイトで募集をしていることもあります。また、それぞれの社会保険労務士事務所のホームページ上で求人募集をしていることもありますから、社会保険労務士事務所を検索してみるのも手です。
そして、忘れてはいけないのがハローワークです。社会保険労務士は仕事柄、ハローワークに行く機会が多いうえ、無料で求人票を出すことができるので、活用している社会保険労務士事務所は多いのです。まずは、幅広く情報を収集して、自分に合った社会保険労務士事務所を見つけるようにしましょう。
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