はじめまして、社会保険労務士の小山です。私は平成16年の社会保険労務士試験に合格し、現在は企業内において社会保険労務士(勤務社会保険労務士といいます)として働いています。一人でも多くの方に、社会保険労務士の仕事や魅力について知っていただければと思い、社会保険労務士に関することをいろいろと紹介していきます。
まずは、私が社会保険労務士になるまでのお話しをしたいと思います。もともと私は、機械メーカーの営業部にて営業事務の仕事をしていました。主な仕事は、営業さんのアシスタントとして、商品の受発注や見積書・請求書の作成をすることです。
新卒で入社し、8年が経った28歳のときでした。営業部には、数人の営業事務の女性がいたのですが、入社2年目の後輩と仕事内容はほぼ変わらず、「キャリア」とか「スキル」って一体何なのだろう?と疑問を感じるようになりました。会社自体に不満はなかったのですが、もし会社が倒産して転職するようなことになった場合、「私には武器が何もない」ということに気がつきました。そこで、何か資格を取ろうと考えたのです。いろいろと調べた結果、社会保険労務士という資格に辿りつきました。
なぜ、社会保険労務士だったかというと、まず1つめは国家資格であるということ、2つめは企業で働く道もあるし、独立して開業する道もあるということ、3つめは書店で社会保険労務士試験のテキストをパラパラと見たときに、労働基準法や雇用保険法など身近な法律にもかかわらず、実は全然知らないということでした。たとえ社会保険労務士にならなくても、社会保険労務士が関わる法律は知っておいて損はないと思いました。逆に、年金などの法律は知っていなければ損をすることもあるのでは?と思い、勉強を始めることにしました。私の場合は資格スクールに約1年通って、なんとか1発合格することができました。
合格後はというと、実は9年勤務した機械メーカーを退職して、社会保険労務士の資格が活かせる仕事に転職しようと決めていたところ、上司の勧めもあって人事部に異動することができたのです。女性社員については部署異動があまりない会社だったため、正直驚きましたが、これをチャンスと思って人事部に身を置くことに決めました。
現在は、社会保険労務士として登録をし、社内における労働社会保険の各種手続きや就業規則の作成などの業務に携わっています。今では、各部署で働く方々から直接相談を受けるようにもなりました。定年間近の方から年金について相談を受けたり、出産を控えた方から育児休業の相談を受けたりしています。このように個別の悩みを解決できるは企業内で働く勤務社会保険労務士ならではだと思います。
法令等に基づいてアドバイスをするのですが、相談に来られた方がほっとした顔で帰っていく姿を見ていると、この仕事に就いてよかったなぁとつくづく感じます。
この先、結婚して出産することになったときには、独立しようかなと考えています。やはり、家事や子育てをしながらの会社勤めは大変ですし、自宅を事務所にすれば自分のペースで仕事ができますからね。そういった意味でも社会保険労務士は仕事場が限られていないので、男性はもちろん女性にもおすすめの資格だと思います。
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